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スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)

スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)

戸建住宅で行われる地盤調査で一般的に用いられている試験です。ロッドと呼ばれる棒の先端にスクリューポイントを取り付け、荷重を1.0kN(100kgf)まで、段階的に載荷していきスクリューポイントを回転させます。そして回転回数と貫入量の関係から地盤の強度を測定します。荷重を0.05KN、0.15KN、0.25KN、0.50KN、0.75KN、1.00KNと段階的に変化させることで、軟弱層での地盤の強度を細かく測定できます。また調査後の孔を利用しての地下水位測定、土質サンプリングを行い、簡易な液状化リスクの検討が可能です。当社では日東精工株式会社製の全自動地盤調査機械『ジオカルテⅢ』を採用しております。この『ジオカルテⅢ』はコンピュータ制御により自動化された調査機械で、より信頼性の高い調査結果が得られます。また、調査データをWeb上にアップロードし、PC等からリアルタイムにアクセスができ、データ改ざんやヒューマンエラーの防止が可能な住宅地盤第三者認証システム『GeoWeb System』を導入しております。

スクリュードライバーサウンディング試験(SDS試験)

スクリュードライバーサウンディング試験(SDS試験)

従来のスウェーデン式サウンディング試験ではできない『地盤の土質の判別』が可能な試験法です。ロッドの先端にかかる荷重、ロッド1回転あたりの沈下量、また25cm貫入毎にロッドを1cm引き上げ、その際の最大・最小・平均トルクを計測します。洪積層、沖積層、腐植土層、ローム層、盛土層と細かい土質の判別ができ、不同沈下事故の防止、地盤改良の過剰設計の回避に貢献できます。また地下水位測定と組み合わせることにより、地盤の液状化リスク調査が可能となります。試験機はスウェーデン式サウンディング試験機を使用し、通常はスウェーデン式サウンディング試験とセットで行います。

ボーリング調査(標準貫入試験)

ボーリング調査(標準貫入試験)

地盤の強度・測定・土のサンプリングができる調査です。約76cmの高さから質量63,5kgのハンマーを落下させ、ロッドの先端のサンプラーと呼ばれる中空円筒の筒を打ち込みます。打撃を繰り返します。サンプラーを30cm貫入させるのに要した打撃回数がN値と呼ばれる地盤の強度を測定する為の数値となります。サンプラーは二つに割ることができるので、引き抜いたときに割って土を採取し、目視での土の確認が可能で、その採取土は種々の土質試験に使用できます。また、スウェーデン式サウンディング試験と違い、どんなに深い層でも、硬い層でも掘り進むことができるので、地盤の支持層の確認に多く用いられております。

平板載荷試験

平板載荷試験

地盤を平坦にした場所に載荷板という円盤状の板に鉛直に荷重をかけ、地表面の沈下量(変位量)を測定します。沈下量はダイヤルゲージにより測定し設計荷重の3倍程度の荷重を5~8段階に等分割し、一定時間ごとに荷重を増加させていき測定します。荷重の大きさと沈下量から地盤の極限支持力や反力係数等を求めることができます。支持力を直接的に測定できる利点がありますが、載荷装置に重機等を使用する事が多く、大きな作業スペースが必要となります。

オートマチックラムサウンディング試験

オートマチックラムサウンディング試験

ロッドの先端にコーンと呼ばれる円錐形状のものを取り付け、ロッド上部約50cmの 高さから質量63,5kgのハンマーを自動落下させ貫入していきます。ロッドが20cm貫入 する毎に打撃回数を計測し、またロッド周面と地盤の間に生じるの摩擦抵抗を測定 し、打撃回数と摩擦抵抗からNd値(≒N値)を算出します。ボーリング調査程の貫入能力は高くなく、土質のサンプリングはできませんが、スウェーデン式サウンディング試験よりは貫入能力は高いので、地盤の支持層の確認、地盤改良効果の確認等に用いられることが多い試験です。

表面波探査試験(レイリー波探査試験)

表面波探査試験(レイリー波探査試験)

起震機と呼ばれる機械で地盤に一定の振動をあたえます。起震機が上下に振動することによって地盤には表面波(レイリー波)が生じます。その表面波を検知器でキャッチし、波の伝達速度を測定します。表面波は、周波数毎に伝わる深度が決定するという性質があり、同じ周波数であれば水平方向に深度を変えずに伝わっていき、検出器で測定した波の速度は、その周波数による深度までの地盤を伝わる波の速さということになります。また振動は物体の強度によって伝達速度が異なり、軟らかい地盤があれば、表面波の伝わる早さは遅く、地盤が硬い場合は表面波の伝わりは早くなります。これらの特性を利用し、戸建て住宅の地盤評価を行うことができる調査方法です。非破壊試験の一種で、比較的簡便な試験ですが、土質、地下水位の判別はできず、調査地及びその周辺の環境(通行車両・工事等の振動、地中障害物など)により精度が低下する場合があります。

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